ずかん
電柱図鑑
全9カテゴリ・52項目を公開中。名前、見分け方、安全メモを、公開情報の範囲で少しずつ増やしています。

部位マップ
電柱まるごと部位マップ
まっすぐ続く途中の柱と、電線の端で引き留める柱(引留柱)の2本を例に、主な部位の位置関係をまとめました。
まっすぐ続く途中の柱
電線の端・曲がり角の柱(引留柱)
カテゴリ
カテゴリ
設備の種類ごとに入口を分けています。工事カテゴリは観察目線のみです。
19件
電柱本体
コンクリート柱・鋼管柱・支線・番号札など、柱そのものと柱に付く部品を集めています。
4件
変圧器
電圧を使いやすい形へ変える箱型設備を、外から見える特徴で整理します。
1件
開閉器
公開情報で説明できる範囲に限り、電路を区分する機器の見た目を扱います。
7件
電線
空中に張られた電線やケーブルを、役割と安全距離の観点で見ます。
4件
がいし(碍子)
電線を支えつつ電気を通しにくくする、白や茶色の部品に注目します。
4件
柱上機器
電柱の上に取り付けられた、箱や円筒形の付属設備を広く扱います。
2件
工事・作業の見え方
街で見かける工事風景を、作業手順ではなく観察目線で説明します。
4件
安全知識
切れた電線、台風、凧やドローンなど、一般の人が知るべき安全知識です。
7件
鉄塔・送電
街から少し離れて立つ送電鉄塔と、そこを渡る高い電圧の電線、そして電圧を変える変電所を、柵の外から見える形で整理します。
一覧
見出し語一覧
全カテゴリの52項目を一覧で見られます。
電柱本体実写
ケーブルの立ち上がり
けーぶるのたちあがり
電柱の根元から上へ伸びる太い管「ケーブルの立ち上がり」を解説します。地表上2mまでを鋼管で保護し1.8m〜2mの位置で自在バンドにより支持するという電力会社の公開基準、電力と通信を柱の反対側に分ける決まりが分かります。
電柱本体実写
コンクリート柱
こんくりーとちゅう
街でいちばん見かける灰色の柱、コンクリート柱(鉄筋コンクリート柱)を解説します。電線や変圧器などを支える役割、鋼管柱との見分け方、電柱と電信柱の呼び分けまで分かります。
電柱本体実写
腕金
うでがね
電柱の上部から横に伸びる金属の棒「腕金(配電用アーム)」を解説します。電線を柱から離して支える役割、がいしとの役割分担、柱ごとに付き方や本数が違う理由が分かります。
電柱本体
支線
しせん
電柱から地面へ斜めに張られたワイヤー「支線」を解説します。電線に引っぱられる柱を反対側から支える役割、耐張がいしとセットで見つける方法、支線が付く柱と付かない柱の違いが分かります。
電柱本体
支線ガード
しせんがーど
電柱の支線に被さった黄色い筒「支線ガード」を解説します。メーカーが公開する「支線の標識及び防護」という目的、表面が黄色・内面が黒色の二重構造、電力会社の基準図で支線の下部に2.5mと注記されていることが分かります。
電柱本体
電柱の太さ・直径
でんちゅうのふとさ・ちょっけい
電柱の直径(太さ)を公開情報にもとづいて解説します。コンクリートポールは上へ行くほど細いテーパ形で、てっぺん(末口径)は12〜22cmほど。柱に書かれた「12-19-5.0」が全長・末口径・呼びを表すことと、途中の太さを求める外径計算式が分…
電柱本体
根かせ
ねがせ
ふだんは見えない、電柱の地中部分に取り付くコンクリートの板「根かせ」を解説します。メーカーが公開する「土壌の抵抗モーメントを増大させる」役割、軟弱な地盤で解釈が求めていること、支線用の根かせとの違いが分かります。
電柱本体
電柱の歴史
でんちゅうのれきし
木の柱から始まった電柱の歴史を解説します。北海道函館市に現存する日本最古のコンクリート電柱(大正12年建造・四角い断面で高さ約10m)が、今も現役で電線を支えていることが分かります。
電柱本体
電柱の英語
でんちゅうのえいご
電柱の英語表現を辞書の記載にもとづいて解説します。代表的な訳語 utility pole のほか、telephone pole は北米の英語、telegraph pole はイギリス英語という呼び方の違いが分かります。
電柱本体
電柱標識板
でんちゅうひょうしきばん
電柱に巻かれた縞模様のカバー「電柱標識板」を解説します。車や通行人に柱の存在を知らせる反射板であること、電力会社の公開仕様書にある取付け可能な直径や貼紙防止の突起、支線ガードや防護管との見分け方が分かります。
電柱本体
電柱番号札
でんちゅうばんごうふだ
電柱に付いている小さな札「電柱番号札」を解説します。電柱の住所ともいえる番号の役割、1本の柱に札が2枚並ぶ理由、危険を通報するときに番号を伝えると場所が正確に伝わることが分かります。
電柱本体
電力柱・電信柱・共用柱
でんりょくちゅう・でんしんちゅう・きょうようちゅう
電柱と電信柱の違いを解説します。電気の線が架かる電力会社の電力柱、通信線を運ぶ通信会社の電信柱、両方が架かる共用柱という呼び分けと、電柱番号札や線の高さによる見分け方が分かります。
電柱本体
電柱の種類
でんちゅうのしゅるい
電柱の種類を2つの軸で解説します。素材で見るとコンクリート柱・木柱・組立鋼管柱、乗っている線で見ると電力柱・電信柱・共用柱という呼び分けがあり、見分け方の入口が分かります。
電柱本体
引込柱
ひきこみちゅう
道路に立つ電柱と、敷地の中に立つ引込柱(引込小柱)の違いを解説します。電力会社の電気供給約款が引込小柱を「お客さまの所有」と定めていること、引込線取付点が保安責任・財産の分界点になること、建て替えの相談先が分かります。
電柱本体実写
装柱
そうちゅう
1本の電柱に何をどう取り付けるかの組み合わせが「装柱」です。電力会社の公開基準にある用例と、上から下へ・柱のまわりを一周・根元という3つの読み方の順番、それぞれの部品ページへの入口をまとめました。
電柱本体実写
鋼管柱
こうかんちゅう
金属の管でできた細めの柱、鋼管柱を解説します。道路照明や狭い場所で使われる場面、塗装や根元のカバーといった見た目の特徴、コンクリート柱との見分け方が分かります。
電柱本体
足場ボルト
あしばぼると
電柱から横に突き出た金具「足場ボルト」を解説します。作業員が柱に登るための足場であること、地表上1.8m以上に施設すると法令の解釈で定められていること、下のほうにボルトが無い電柱がある理由が分かります。
電柱本体実写
支柱
しちゅう
電柱に斜めに寄りかかるもう1本の柱「支柱」を解説します。電線に引っぱられる柱を支える役割、ワイヤーで支える支線との違い、電柱同士をつなぐ水平支線という仲間まで分かります。
電柱本体
自在バンド
じざいばんど
電柱をぐるりと締めつけている金属の帯「自在バンド」を解説します。腕金や変圧器、番号札、ケーブルの管まで固定する役割、メーカー公開カタログの適用径140〜320mmという幅、電力会社ごとに仕様が分かれることが分かります。
変圧器実写
地上機器
ちじょうきき
電柱のない通りの歩道に立つ四角い箱が「地上機器」です。東京都建設局の公開ページは、高圧を低圧に変える装置や電気の流れを切り替える装置が入っていると説明しています。柱上変圧器との関係、なぜ地上に置かれるのか、観察の約束まで整理しました。
変圧器実写
ハンドホール
はんどほーる
歩道にはめ込まれた四角い鉄のふた「ハンドホール」を解説します。電線共同溝は幹線管・引込み管とそれらを接続するハンドホール部から成ること、設計要領での呼び名「特殊部」、ふたの「T-25」の意味が分かります。
変圧器実写
柱上変圧器
ちゅうじょうへんあつき
電柱の上にある灰色の丸い筒「柱上変圧器(トランス)」を解説します。6,600ボルトの電気を家庭で使える100・200ボルトに下げる役割と、住宅街の電柱での見つけ方が分かります。
変圧器
変圧器ブッシング
へんあつきぶっしんぐ
柱上変圧器のフタから電線が出入りする部分に付く部品「ブッシング」を解説します。電線を支えながら金属の本体と電気的に隔てる、がいしの仲間としての役割と見た目の特徴が分かります。
開閉器実写
柱上開閉器
ちゅうじょうかいへいき
電柱の上で電気の通り道を区切る機器「柱上開閉器」を解説します。配電線を区間に分けて点検や停電時の影響を狭めるという公開資料の説明と、外から見える形の特徴を紹介します。操作や中身は扱いません。
電線
共架・通信線
きょうが・つうしんせん
電柱の下の段を通る電話・光ファイバー・ケーブルテレビなどの通信線を解説します。1本の柱を電力と通信で使う「共架」のしくみと、上が電力線・下が通信線というおおまかな並びが分かります。
電線実写
配電線
はいでんせん
電柱の高い位置に張られた電線「配電線」を解説します。変電所から街へ電気を配る「電気の大通り」の役割、発電所から変電所までを結ぶ送電線との分担、がいしや腕金で柱から離して支えられるしくみが分かります。
電線
接地線
せっちせん
電柱に沿って地面まで降りていく線「接地線(アース線)」を解説します。変圧器などの機器と大地をつなぎ、雷などの余分な電気を地面へ逃がす役割と、見た目の特徴が分かります。
電線
高圧線
こうあつせん
「高圧線」が何ボルトなのかを解説します。法令が低圧・高圧・特別高圧を交流600V・7,000Vで区切っていること、電柱では高圧配電線が上に横並び3本・低圧が下に縦並び3本であること、鉄塔の送電線との呼び分けが分かります。
電線
引込線
ひきこみせん
電柱から家や建物へ伸びる最後のひと区間の線「引込線」を、種類から解説します。架空・地中・連接という引込線の種類、単相2線式と単相3線式の違い、電柱から引込線取付点(黄または赤のチューブ)までが引込線と説明されていることが分かります。
電線
送電線
そうでんせん
発電所から変電所まで電気を運ぶ送電線を解説します。変電所から家庭へ電気を配る配電線との違い、送電線は鉄塔・配電線は電柱が支えるというシンプルな見分け方が分かります。
電線
電線とケーブルの違い
でんせんとけーぶるのちがい
電線とケーブルの違いを業界団体やメーカーの公開情報にもとづいて解説します。導体を絶縁体で包んだ絶縁電線と、さらにシース(外装)で保護したケーブルという呼び分けの目安が分かります。
がいし(碍子)
玉がいし
たまがいし
電柱の支線の途中にある白い玉「玉がいし」を解説します。JIS C 3832 の磁器製の規格品であること、電線と接触するおそれがある支線には上部にがいしを挿入すると解釈が定めていること、支線ガードとの上下関係が分かります。
がいし(碍子)
ピンがいし
ぴんがいし
電線を支える白っぽい部品「がいし」の定番、ピンがいしを解説します。電気が柱や腕金へ逃げないよう隔てる役割、雨をはじく笠のような段々の形の理由、腕金の上に立つものが JIS C 3821 の規格品であることが分かります。
がいし(碍子)
低圧引留がいし
ていあつひきとめがいし
電柱の低い位置、低圧ラックに並ぶがいし「低圧引留がいし」を解説します。JIS C 3845 の規格品で、名前の似た高圧耐張がいし(JIS C 3826)とは電圧も大きさも規格番号も違うこと、白と青の色ちがいが分かります。
がいし(碍子)
耐張がいし
たいちょうがいし
電線の末端や曲がり角で見かける、連なった形のがいし「耐張がいし」を解説します。電線を強く引っぱる力を受け止める役割と、まっすぐ支えるピンがいしとの使い分けが分かります。
柱上機器
避雷器
ひらいき
柱上変圧器などのそばに付く筒状の部品「避雷器」を解説します。雷などで入り込んだ大きな電圧(サージ)を接地線を通じて地面へ逃がし、設備を守る役割と見つけ方が分かります。
柱上機器実写
鳥害対策器具
ちょうがいたいさくきぐ
電線や腕金の上に付くトゲトゲ・風車・細い糸の正体、鳥よけ(鳥害対策器具)を解説します。カラスの巣の金属が電線に触れて起きる停電を防ぐ役割と、器具のタイプが分かります。
柱上機器
高圧カットアウト
こうあつかっとあうと
電柱の柱上変圧器のそばに付く小さな部品「高圧カットアウト」を解説します。中のヒューズで変圧器を守る保護機器としての役割、ヒューズが切れると何が切りはなされるのか、がいしに似た見た目の特徴が分かります。扱い方は掲載しません。
柱上機器
街路灯・防犯灯
がいろとう・ぼうはんとう
電柱に付いている照明を解説します。道路を照らす街路灯(道路照明)と夜道の防犯のための防犯灯の違い、管理者が電柱の持ち主とは限らないこと、管理シールという手がかりが分かります。
工事・作業の見え方
高所作業車がいる工事
こうしょさぎょうしゃがいるこうじ
電柱のそばでバケット(かご)を高く伸ばす高所作業車を解説します。電柱の高い場所の設備を点検・工事するときに使われることと、工事現場を安全に見るときの注意点が分かります。
工事・作業の見え方
防護管
ぼうごかん
建設工事の現場近くで電線にかぶせられている黄色い管「防護管」を解説します。感電防止の注意喚起(目印)として工事のあいだだけ取り付けられるとされる仕組みや、常設の支線ガードとの違い、観察するときの注意点が分かります。
安全知識
鳥と電線
とりとでんせん
電線にとまるスズメなどの鳥が感電しない理由を解説します。1本の同じ電線では両足の間に電圧の差がほとんど生まれないしくみと、人は絶対に真似してはいけない理由が分かります。
安全知識
切れた電線・垂れた電線
きれたでんせん・たれたでんせん
地面に落ちた電線や垂れ下がった電線は、電気が流れたままのことがあり大変危険です。触らない・近づかない・周りに知らせるという行動と、電力会社など地域の窓口への連絡を解説します。
安全知識
凧・ドローンと電線
たこ・どろーんとでんせん
凧・ドローン・風船が電線に近づく危険を解説します。感電や停電につながるため電線の近くでは飛ばさないこと、引っかかっても自分で取らずに電力会社へ連絡することが分かります。
安全知識
ヘビと電柱
へびとでんちゅう
電柱にのぼるヘビを解説します。腕金の中のスズメの巣を目当てに登るとされる理由と、長い体が2本の電線などに同時にふれると停電につながるしくみ、見つけても触らず離れて連絡するという安全行動が分かります。
鉄塔・送電
アークホーン
あーくほーん
がいし連の両端に付いている角がアークホーンです。パワーアカデミーの用語集は、がいしの被害を最も少なくするための金具だと説明しています。雷の放電をがいしから離すしくみと、地上からの見分け方、電柱側の耐雷ホーンとの関係を紹介します。
鉄塔・送電
航空障害灯
こうくうしょうがいとう
鉄塔が赤と白に塗り分けられ、てっぺんの灯りが光る理由を、国土交通省 東京航空局の案内をもとに紹介します。地上高60メートルという目安と、免除がある点まで、柵の外から見える形で整理します。
鉄塔・送電
配電用変電所
はいでんようへんでんしょ
電柱にバトンを渡す最後の変電所が配電用変電所です。中部電力は「電圧を6,600ボルトまで下げ、配電線を通して一般の家庭に送ります」と説明しています。電圧が二段で下がるしくみを紹介します。
鉄塔・送電
架空地線
かくうちせん
鉄塔のいちばん上を通る線が架空地線です(線路によっては張られていないこともあります)。関西電力送配電は、送電線へ雷が落ちないようにする避雷針の役割があると案内しています。送電線との見分け方と本数の目安を紹介します。
鉄塔・送電
変電所
へんでんしょ
柵で囲まれた四角い施設は変電所の代表的なすがたです。関西電力送配電と中部電力の説明をもとに、電圧を変える役割と送り先をふり分ける役割、屋外・屋内・地下という三つのすがたを、柵の外からの目線で紹介します。
鉄塔・送電
懸垂がいし
けんすいがいし
鉄塔の腕から電線へ、お皿のように連なる懸垂がいし。関西電力送配電は、がいしの数で送電線の電圧を見分けられると案内しています。個数の目安と、当てはまらない例を紹介します。
鉄塔・送電
送電鉄塔
そうでんてっとう
鉄骨を組んだ背の高い送電鉄塔を整理します。山形鋼鉄塔と鋼管鉄塔という骨組みの違い、四角鉄塔と矩形鉄塔という断面の違い、40〜60m程度という高さの目安を公開情報をもとに紹介します。
