安全メモ
垂れ下がった線や切れた線は、電線かケーブルかにかかわらず危険性を見た目で判断できません。絶対に触れず、離れて地域の窓口へ連絡してください。


でんチュンの解説
「電線」と「ケーブル」、なんとなく同じ意味で使ってない? じつは呼び分けのポイントがあるんだ。電気を通す芯(導体・どうたい)を、電気を通さない絶縁体(ぜつえんたい)で包んだものが絶縁電線。電線メーカーの公開ページでは、その絶縁電線をさらにシース(ケーブル全体を覆う外側の層)で保護したものをケーブルと呼んでいて、違いはほとんどシースの有無だと説明されているよ。業界団体の日本電線工業会も、電線とケーブルの間に明確な区別はなく、一般には構造が複雑で太く、シース(外装)のあるものをケーブルと呼んでいる、と紹介しているんだ。同会の入門ページでは、絶縁体はごはんのように導体を包み、シースはその外側を包む海苔——のり巻きのような構造だとたとえられているよ。ここで街に目を戻してみよう。電柱の下の段を通る電話や光ファイバーなどの通信の線は、NTT東日本の公開資料でも「ケーブル」と呼ばれているんだ。呼び分けを知ってから見上げると、電柱の線たちがちょっと違って見えてくるよね。ただし大事な約束をひとつ。垂れた線や切れた線は、電線でもケーブルでも絶対に触らないこと。でんチュンとの約束だよ。
見分けるヒント
- 導体を絶縁体で包んだものが絶縁電線と説明されている
- 絶縁電線をさらにシース(外側の保護の層)で覆ったものがケーブルと呼ばれ、違いはほとんどシースの有無
- 電線とケーブルの間に明確な区別はない、と業界団体は紹介している
- 電柱の下の段の通信の線は、公開資料でも「ケーブル」と呼ばれている
よくある質問
ケーブルとは何?
絶縁電線(導体を絶縁体で包んだ線)を、さらにシースという外側の層で保護したものがケーブルと呼ばれているよ。複数の絶縁電線を1つに束ねてシースで包んだものも多いんだ。
電線とケーブルはどう違うの?
業界団体の公開ページでは、明確な区別はないけれど、一般には構造が複雑で太く、シース(外装)のあるものをケーブルと呼んでいる、と紹介されているよ。ざっくり言えばシースの有無が目印なんだ。
電柱の線は電線?ケーブル?
電柱の下の段を通る電話や光ファイバーなどの通信の線は、NTT東日本の公開資料でも「ケーブル」と呼ばれているよ。どの線も見た目では安全かどうか判断できないから、垂れた線には絶対に触らないでね。