安全メモ
切れた電線や低く垂れた電線には、絶対に触れないでください。


でんチュンの解説
電柱の高い位置に張られている電線が配電線だよ。変電所から送られてきた電気を、街のあちこちへ配って回る“電気の大通り”なんだ。住宅街ではおよそ6,600ボルトが流れていて、これを柱上変圧器が家庭用まで下げてくれる。がいしや腕金(うでがね)で支えられて、電柱から電柱へと続いているよ。電気事業連合会の公開ページでは、変電所(変圧器)から各家庭へ電気を配る線が配電線と説明されているんだ。発電所でつくられた電気は、まず送電線で変電所まで運ばれてくる。そこから先の“街なかの配達”を受け持つのが配電線、という分担だね。発電所から変電所までを結ぶ送電線とのくわしい違いは、「送電線」のページで紹介しているよ。ちなみに同じ公開ページでは、6,600ボルトに変電された電気が、大きなビルや中規模の工場へはそのままの電圧で配電されることも紹介されている。家庭だけじゃなく、街の建物みんなの電気がこの線を通っているんだね。そして、この配電線を支えている電柱は「配電柱」と呼ばれることもあるよ。ふだん街で見上げる電柱は、ほとんどがこの配電用の柱なんだ。電柱をたどって配電線を目で追いかけると、柱上変圧器で電圧が下がり、引込線で家に入っていく——電気の配達ルートをまるごと観察できるよ。でんチュンはこの大通りの上をパトロールするのが日課。キミも観察するときは、垂れ下がった線や切れた線を見つけたら絶対に触らず近づかず、地域の窓口に連絡する約束を忘れないでね。
図解
見分けるヒント
- 電柱の上部に、複数本まとめて張られていることが多い
- がいしや腕金で柱から離して支えられている
- 垂れ下がりや断線を見つけたら絶対に近づかない
よくある質問
配電柱とは何?
配電線を支えている電柱のことだよ。ふだん「電柱」と呼ばれている街なかの柱は、ほとんどがこの配電用の柱なんだ。持ち主による呼び分けは「電力柱・電信柱・共用柱」のページで詳しく紹介しているよ。
配電線と送電線の違いは?
発電所から変電所まで電気を運ぶのが送電線、変電所から街や家庭へ配って回るのが配電線だよ。送電線は主に背の高い鉄塔が、配電線は電柱が支えているんだ。
配電線にはどれくらいの電圧が流れているの?
住宅街の電柱の高い位置の配電線には、およそ6,600ボルトが流れているよ。柱上変圧器で家庭用の100・200ボルトに下げられてから、引込線で家に届くしくみなんだ。
関連する項目
参考にした公開情報
街で見つけたら記録しよう
見つけるのは、はなれて見上げるだけでOK