安全メモ
高い位置の設備には絶対に触れず、異常を見ても近づかないでください。


でんチュンの解説
電柱の上で、電気の通り道を区切るための機器が柱上開閉器だよ。配電線をいくつかの区間に分けておくことで、点検や、もしもの停電のときに影響を狭い範囲にとどめる役目があると公開資料で説明されている。この図鑑では操作や中身ではなく“外から見える形”だけを楽しむよ。上部に付く箱型のものは自動区分開閉器などと呼ばれることがあるね。
送配電会社の公開ページでは、もっとそっけない言い方をしているんだ。九州電力送配電は、配電線自動制御システムを構成する装置として「柱上開閉器:線路を開閉する装置」と紹介している。線路を開けたり、閉めたり。ただそれだけ。でも、そのそっけない仕事が、停電の広さを決めているんだよ。
どういうことか、同じページの説明を読んでみよう。九州電力送配電は、配電線自動制御システムについて「配電線の状態を電算機により常時監視し自動制御するもので、配電事故の場合は事故区間を自動検出し健全区間への自動融通を行います」と説明している。関西電力送配電も、配電自動化システムを「停電の原因区間を自動的に検出し、原因区間以外へ短時間で自動的に電気を送る仕組みです」と案内しているよ。区間の切れ目に開閉器がいてくれるから、「この区間だけ止める」ができる。切れ目がなければ、1か所の不具合で線ぜんぶが止まってしまうんだね。
柱の上の箱は、遠くから動かされることもあるんだ。九州電力送配電のページには、柱上開閉器と並べて「遠制子局:指令室からの開閉操作信号をうけて柱上の開閉器へ『入』・『切』指令を与える装置」も挙げられている。誰かがその柱まで来なくても、指令室からの合図で入り切りできる、ということだね。
呼び名もいくつかあるよ。配電線を区間に分ける役目のものは「区分開閉器」。中国電力ネットワークの手続き案内には「当社所有の引込線専用の区分開閉器の操作が必要な場合」という書き方が出てくる。自動で動く仕組みと組み合わさったものは「自動区分開閉器」などと呼ばれることがあるね。どれも柱の上に付く開閉器で、呼び分けは役目と仕組みのちがいによるものだよ。
外から見えるのは、腕金のあたりに載った箱型や、円筒形に近い形。そばにがいしのような端子が並んでいたり、細い線が下へ降りていたりすることもある。中身や操作の話は、この図鑑では扱わないよ。
でんチュンから見ると、開閉器は街の「踏切」みたいなもの。ふだんは通しっぱなしだけれど、いざというときはピシャリと閉める係なんだ。
図解
実際のようす

見分けるヒント
- 箱型や円筒形に近い機器として電柱上部で見える
- 配電線を区分・保守するための機器と説明される
- 中身や操作は扱わず、見た目だけを観察する
- 送配電会社の公開ページでは「柱上開閉器:線路を開閉する装置」と紹介されている
- 区間の切れ目にあることで、事故のときに止まる範囲を狭くできる
よくある質問
開閉器の操作方法は学べる?
このサイトでは扱わないよ。一般向けの“見て楽しむ・安全に知る”に徹して、作業や操作につながる説明は載せないんだ。
柱上開閉器があると、停電はどうなるの?
止まる範囲を狭くできると説明されているよ。九州電力送配電は、配電線自動制御システムについて「配電事故の場合は事故区間を自動検出し健全区間への自動融通を行います」と案内している。関西電力送配電も、配電自動化システムを「停電の原因区間を自動的に検出し、原因区間以外へ短時間で自動的に電気を送る仕組みです」と説明しているよ。
区分開閉器と自動区分開閉器は違うもの?
どちらも柱の上に付く開閉器で、呼び分けは役目と仕組みのちがいによるものだよ。配電線を区間に分ける役目のものが「区分開閉器」で、中国電力ネットワークの手続き案内にも「引込線専用の区分開閉器」という書き方が出てくる。自動で動く仕組みと組み合わさったものは「自動区分開閉器」などと呼ばれることがあるんだ。
柱の上の開閉器は、誰が入れたり切ったりするの?
九州電力送配電のページには、柱上開閉器と並んで「遠制子局:指令室からの開閉操作信号をうけて柱上の開閉器へ『入』・『切』指令を与える装置」が挙げられているよ。指令室から遠く離れたまま動かせる仕組みがある、ということだね。もちろん、動かすのは電力会社の人だけだよ。
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