安全メモ
どの柱でも、垂れ下がった線や切れた線・傾いた柱を見つけたら触らず離れて、近くの電柱番号を控えて地域の窓口へ連絡してください。


でんチュンの解説
ふだん「電柱」とひとくくりに呼ばれている柱、じつは架かっている線によって呼び名が分かれるんだ。関西電力送配電の公開ページでは、電線がかかっている柱を「電力柱」、インターネットや電話などの通信線がかかっている柱を「電信柱」、電線と通信線の両方がかかっている柱を「共用柱」と紹介しているよ。ここでひとつ大事なポイント。共用柱は2つの会社の線が同じ柱に架かっているけれど、公開されている見分け方では、柱の持ち主は原則どちらか一方の会社として案内されているんだ。関西電力送配電は、共用柱では原則、番号札が上にある会社がその電柱の持ち主になると説明しているよ。電力会社の案内では、自社の電柱に電話線などを取り付けて使ってもらうことを「共架(きょうが)」、NTT東日本の案内では自社の電柱に取り付けることを「添架(てんが)」と呼んでいるんだ。電力会社の柱に通信の線が架かることもあれば、NTTが持ち主の柱に電気の線が架かることもあるよ。電柱がまとめて「電信柱」と呼ばれがちなのは、電力柱より電信柱のほうが古いといわれているからだと、東京電力パワーグリッドが運営するコラムで説明されているんだ。じゃあ、目の前の柱の持ち主はどうやって見分ける? 手がかりは柱に付いている電柱番号札だよ。NTT東日本・NTT西日本の資料では、番号札が1つならその札の会社が持ち主(札に会社名などが書かれていないこともある)。2枚並んでいる場合は、上の札の会社が持ち主の地域もあれば、下の札の会社が持ち主の地域もあって、札に持ち主が書かれている地域もあるんだ。さらにNTT東日本の資料では、長さ約12mの電柱なら、地上7m以上に電力会社の線、6m付近にケーブルテレビなどの線、5m付近にNTT東日本のケーブルという目安も紹介されているよ。番号札と線の高さ——この2つをチェックすれば、キミも電柱の見分け名人だよ。実際に散歩で試すときの手順はこう。①柱に付いている電柱番号札を探す、②札が1枚ならその札の会社の柱、2枚並んでいたら電力と通信の共用柱(持ち主は地域の見分け方で確かめる)、③上の段の電気の線と下の段の通信線を見比べる。この3ステップだけで、いつもの通学路や散歩道が、ちょっとした観察フィールドに変わるんだ。でんチュンはどの柱でも分けへだてなく止まるけどね。
図解
見分けるヒント
- 電気の線がかかる柱が電力柱、電話やインターネットなどの通信線がかかる柱が電信柱と紹介されている
- 電気の線と通信線の両方がかかり、番号札が2枚付いた柱が共用柱と紹介されている
- 共用柱でも、公開されている見分け方では持ち主は原則どちらか一方の会社。もう一方の会社は線を架けて使わせてもらう(電力会社の案内では「共架」)
- 見分けの手がかりは電柱番号札。1枚ならその札の会社の柱。2枚のときに上と下のどちらが持ち主かは地域によって逆になり、札に持ち主が書かれている地域もある
よくある質問
配電柱とは?
電気を配る配電線を支える柱を指して使われることがある言い方だよ。ただ、ふだんは単に「電柱」、呼び分けるときは「電力柱」と呼ばれることが多くて、この図鑑でも電力柱として紹介しているんだ。
電信柱と電柱の違いは?
ふだんは同じ意味で使われることが多いけれど、公開ページでは、電話やインターネットなどの通信線がかかる柱を電信柱、電気の線がかかる柱を電力柱、両方がかかる柱を共用柱と呼び分けて紹介されているよ。
共用柱の所有者は誰?
公開されている見分け方では、原則として電力会社か通信会社のどちらか一方だよ。関西電力送配電は、共用柱では原則、電柱番号札が上にある会社がその電柱の持ち主になると説明していて、東京電力パワーグリッドは下の段の名称プレートの会社名で持ち主を確かめるよう案内しているんだ。上と下のどちらが持ち主かは地域で逆になるから、札の会社名とその地域の見分け方をあわせて確かめてね。なお、共用柱を「電力会社と通信会社が共同で所有している」と説明する公開コラムもあって、呼び方の説明には揺れがあるよ。
電柱の持ち主はどうやって調べるの?
柱に付いている電柱番号札が手がかりだよ。札が1枚ならその札の会社が持ち主(会社名などが書かれていない札もあるよ)。2枚並んでいたら電力と通信の共用柱で、上と下のどちらの札が持ち主かは地域によって違うし、札に持ち主が書かれている地域もあるんだ。
関連する項目
くわしい読みもの
参考にした公開情報
- 関西電力送配電「おくりんの電気教室(配電について)」(外部リンク・新しいタブで開きます)
- 東京電力パワーグリッド「電柱移設などのお申込み(電柱の所有者の確認方法)」(外部リンク・新しいタブで開きます)
- NTT東日本(千葉)「電柱の見分け方(電柱番号札による見分け方)」(PDF)(外部リンク・新しいタブで開きます)
- NTT西日本「添架申請サポートWEB よくあるご質問」(外部リンク・新しいタブで開きます)
- 中部電力パワーグリッド「電柱共架のお申込み」(外部リンク・新しいタブで開きます)
- NTT東日本「電柱・管路等の利用条件等」(外部リンク・新しいタブで開きます)
- 東京電力パワーグリッド運営のコラムサイト「ワークアイデア」「電柱の活用法3 電柱番号を知れば役立つことも!」(電信柱と呼ばれがちな理由と、共用柱の説明の揺れの紹介にだけ使用)(外部リンク・新しいタブで開きます)
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