ずかん
鉄塔・送電
街から少し離れて立つ送電鉄塔と、そこを渡る高い電圧の電線を、柵の外から見える形で整理します。
3件の見出し語
鉄塔・送電
航空障害灯
こうくうしょうがいとう
赤と白のしましまに塗られた鉄塔と、てっぺんでチカチカ光る灯り。あれには理由があるんだ。国土交通省 東京航空局は、航空法第51条の規定により、地上高60メートル以上の高層建築物等には、免除となる場合を除き航空障害灯の設置が必要になると案内しているよ。さらに第51条の2の規定で、地上高60メートル以上の煙突、鉄塔等で昼間において航空機からの視認が困難な物件には、あわせて昼間障害標識の設置が必要になる場合があるとも書かれているんだ。東京航空局の案内には、この航空障害灯と昼間障害標識という2つの決まりが出てくるよ。東京航空局は、この設置を「航空機の航行の安全を目的とし」て求めていると案内しているよ。鉄塔の色については、中部電力の解説で、地上高60m以上のものは赤白に塗り分けられたり、航空障害灯としてフラッシュライトがつけられていると説明されているよ。ただし免除もあるから、赤白じゃなければ60m未満、と決めつけないでね。
鉄塔・送電
懸垂がいし
けんすいがいし
鉄塔の腕から電線へ、お皿を何枚も重ねたように縦につながっているのが懸垂がいし。電柱についているピンがいしが配電線のためのものなのに対して、こっちは鉄塔で送電線を絶縁するためのものなんだ。厚生労働省 青森労働局の資料にも、一般配電線ではピンがいし等が使用されていると書かれているよ。関西電力送配電の「おくりんの電気教室」では、架空送電線から鉄塔に電気が流れないようにする役割だと説明されていて、電圧が大きくなるにつれてがいしの数が多くなるので、がいしの数で送電線の電圧を見分けることができると案内されているよ。厚生労働省 青森労働局が公開している資料には、参考として6万6千ボルトで5〜8個、15万4千ボルトで10〜14個、50万ボルトで35個という表が載っているんだ。ただしこれは一例。環境省の報告書では、個数は内部過電圧や汚損区分などから総合的に判断して決まると説明されているよ。さっきの厚生労働省 青森労働局の表でも、6,600ボルト(高圧)の行には、鉄道会社では懸垂がいし2個のところもあると書き添えられているんだ。棒のような形をした長幹がいしが付いていることもあるよ。厚生労働省 青森労働局の資料でも、長幹がいしが付いている場合は電圧の確認が必要だと書き添えられているんだ。つまり、がいしの枚数を数える目安は、この形には使えないということ。見た目で決めつけずに、うんと離れた場所から眺めて楽しんでね。
鉄塔・送電
送電鉄塔
そうでんてっとう
街から少し離れた場所に立つ、背の高い塔。あれが送電鉄塔だよ。中国電力ネットワークは、発電所と変電所、変電所どうしをつなぐ送電線を支える構造物だと説明しているんだ。見分けの入口は骨組み。同じページでは、山形鋼を組んだ山形鋼鉄塔(アングル鉄塔)と、パイプでできた鋼管鉄塔(パイプ鉄塔)が紹介されているよ。周辺景観に配慮した「環境調和鉄塔(モノポール鉄塔)」もあるんだ。巴コーポレーションの解説では、構造は片持梁(単柱)またはラーメン構造(2〜4本柱)。太い柱が1本、または数本立っているすがただね。上から見た断面でも呼び分けがあって、同じ解説では、正四角形の四角鉄塔が一般的な形状、断面が長方形(矩形)の矩形鉄塔は特殊な形状とされ、三角鉄塔も紹介されているよ。高さは40〜60m程度が一般的というのが中国電力ネットワークの案内で、あくまで目安。電柱との見分け方は、支えている線のちがい。鉄骨を組んだ塔は送電線、1本柱は配電線のことが多いんだ(例外もあるよ)。くわしくは図鑑の「送電線」でも話しているよ。