支線

しせん / 支線ガード・黄色いカバー・電柱のワイヤー・電柱を支えるワイヤー・電柱を支える線

安全メモ

支線は電柱を支える大事な設備です。ぶら下がったり、寄りかかったり、自転車などをくくり付けたりしないでください。

でんチュン(電柱に住むスズメ)が安全を呼びかけているイラスト
でんチュンの顔アイコン

でんチュンの解説

電柱から地面へ、斜めにぴんと張られたワイヤーを見たことあるかな。あれが支線だよ。電線は張られているだけで、柱を強い力で引っぱっている。だから電線の端(引き留められる場所)や曲がり角の柱は、放っておくと引っぱられる側へ傾いてしまうんだ。そこで反対側から支線で引っぱり返して、力のバランスを取っている。電力会社の公開資料では、電柱がたおれないようにするための設備として、地面とつなぐ支線のほかに、柱で支える「支柱」や、電柱同士をつなぐ「水平支線」も紹介されているよ。地面に近い部分には、目立つ黄色のカバー(支線ガード)が巻かれていることが多いんだ。電線を引き留める柱には耐張がいしが付いていることが多いから、「耐張がいし+支線」のセットを見つけたら、そこは電線に強く引っぱられている柱だと分かるよ。ところで、地面の近くだけカバーが付いているのはなぜだろう? 支線ガードは、歩く人や自転車が支線に気づきやすいように目立つ色で覆う防護カバーとして販売されているんだ。ワイヤーそのままだと細くて見えにくいから、うっかりぶつからないための目印というわけだね。似た黄色つながりでは、工事のあいだだけ電線にかぶせられる「防護管」という設備もあるけれど、あちらは電線用の一時的なカバーで、支線ガードはずっと付いている常設のカバー。くわしい違いは防護管のページで紹介しているよ。支線は電気を送るための線ではないけれど、電柱を支える大事な設備。ぶら下がったり、物をくくり付けたりせず、そっと見るだけにしてね。

図解

支線の力のつり合いの図解。電線の端にある引留柱が電線に引っぱられる力の矢印と、反対側から支線が引っぱり返す力の矢印を示し、2つの力がつり合って柱がたおれないことを表す。電線の引き留め部分に耐張がいし、支線の地面近くに黄色い支線ガードを描いている。
出典: 電柱図鑑オリジナル図解(公開情報をもとに作成)

見分けるヒント

  • 電柱から地面へ、斜めに張られたワイヤーとして見える
  • 電線の端や曲がり角など、線に強く引っぱられる柱に付くことが多い
  • 地面に近い部分に黄色いカバー(支線ガード)が巻かれていることが多い
  • 電柱がたおれないように力のバランスを取る設備と説明されている

よくある質問

電柱から斜めに伸びている黄色いアレは何?

支線というワイヤーだよ。黄色い部分は支線ガードと呼ばれるカバーで、中のワイヤーが電柱を引っぱり返して、電線の張力で柱がたおれないように支えているんだ。

支線には電気が流れているの?

支線は電気を送るための線ではなく、柱を支えるためのワイヤーだよ。とはいえ電柱の設備であることに変わりはないから、触らずに見るだけにしてね。

どうして全部の電柱に支線が付いていないの?

まっすぐ続く途中の柱は、両側から引っぱられる力がほぼつり合っているからだよ。電線の端や曲がり角の柱は片側に強く引っぱられるので、支線で反対側から支える必要があるんだ。

支線ガードはなぜ付いているの?

地面の近くの支線に、歩く人や自転車が気づきやすくするための防護カバーとされているよ。細いワイヤーは見えにくいから、目立つ黄色で「ここに支線があるよ」と知らせているんだ。工事のあいだだけ電線にかぶせる防護管とは別物で、支線ガードは常設のカバーだよ。

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