ずかん
電線
空中に張られた電線やケーブルを、役割と安全距離の観点で見ます。
7件の見出し語
電柱に架かる線は、電気を送る線と通信の線に大きく分かれます。同じ柱に並んでいても役割は違い、見上げただけでは区別しにくいこともあります。まずは線だけを追うのではなく、柱のどこにまとまっているか、どの部品に支えられているかを見て、この一覧の図と比べてみてください。
一般に、電気の線は柱の高いところ、電話やインターネットなどの通信の線は低いところにまとまって架かります。上下の位置関係は、線の役割を見分ける手がかりになります。ただし、場所だけで決めつけず、線を支える部品や周囲の設備もあわせて眺め、詳しい特徴はそれぞれの見出し語で確認してください。
「電線」と「ケーブル」の呼び分けでは、外側を保護する被覆であるシースがあるかどうかに注目します。見た目の太さだけで判断するのではなく、線を包む構造の違いを見るための言葉です。被覆の意味や呼び名の関係は、この一覧の「電線とケーブルの違い」で図とともに確かめられます。
電線
共架・通信線
きょうが・つうしんせん
電柱の下の段を通る電話・光ファイバー・ケーブルテレビなどの通信線を解説します。1本の柱を電力と通信で使う「共架」のしくみと、上が電力線・下が通信線というおおまかな並びが分かります。
電線実写
配電線
はいでんせん
電柱の高い位置に張られた電線「配電線」を解説します。変電所から街へ電気を配る「電気の大通り」の役割、発電所から変電所までを結ぶ送電線との分担、がいしや腕金で柱から離して支えられるしくみが分かります。
電線
接地線
せっちせん
電柱に沿って地面まで降りていく線「接地線(アース線)」を解説します。変圧器などの機器と大地をつなぎ、雷などの余分な電気を地面へ逃がす役割と、見た目の特徴が分かります。
電線
高圧線
こうあつせん
「高圧線」が何ボルトなのかを解説します。法令が低圧・高圧・特別高圧を交流600V・7,000Vで区切っていること、電柱では高圧配電線が上に横並び3本・低圧が下に縦並び3本であること、鉄塔の送電線との呼び分けが分かります。
電線
引込線
ひきこみせん
電柱から家や建物へ伸びる最後のひと区間の線「引込線」を、種類から解説します。架空・地中・連接という引込線の種類、単相2線式と単相3線式の違い、電柱から引込線取付点(黄または赤のチューブ)までが引込線と説明されていることが分かります。
電線
送電線
そうでんせん
発電所から変電所まで電気を運ぶ送電線を解説します。変電所から家庭へ電気を配る配電線との違い、送電線は鉄塔・配電線は電柱が支えるというシンプルな見分け方が分かります。
電線
電線とケーブルの違い
でんせんとけーぶるのちがい
電線とケーブルの違いを業界団体やメーカーの公開情報にもとづいて解説します。導体を絶縁体で包んだ絶縁電線と、さらにシース(外装)で保護したケーブルという呼び分けの目安が分かります。