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電線の鳥のフンや鳥よけは、どこに頼む? — 送配電会社とNTTの窓口一覧

別名: 鳥よけの依頼先・鳥フン対策の申し込み・鳥害対策の相談窓口

最終更新: 2026-10-29/公開情報をもとに作成しています

家の前の電線に鳥がとまり、下に止めた車や洗濯物、玄関先がフンで汚れる。毎日のことだと、どうにかしたくなります。電線の鳥よけは、電線や電柱を管理している会社に相談するものです。日野市の公開ページも、鳥が電線や電柱に止まってフンが落ち、生活や衛生の被害が出ている場合は、電線の管理者(電力会社など)に相談するよう案内しています。

ただ、どの会社に、どの窓口から頼めばいいのかは、会社ごとに案内の形がちがいます。このページでは、全国の送配電会社10社とNTT東日本・NTT西日本の公式ページを2026年10月に確かめ、鳥のフン・鳥よけについて何が書かれているかを一覧にしました。公式の案内が見つからなかった会社は、そのとおりに書いています。

鳥よけの器具がどんな形をしているかは図鑑の「鳥害対策器具」、電柱の上のカラスの巣の連絡先は「電柱にカラスの巣を見つけたら」、秋の夕方に電線へ集まるムクドリの理由は「秋の夕方、電線に鳥がびっしり並ぶのはなぜ?」で扱っています。このページは「どこに頼むか」だけを扱います。

まず「その線はだれのものか」を確かめる

電柱には、電気を送る線だけでなく、電話線やインターネット、ケーブルテレビの線が一緒に張られていることがあります。関西電力送配電の案内では、電柱の真ん中あたりにある線は通信線で、「インターネット」「電話線」「テレビ線」などがあるとされています。この通信線は関西電力送配電の設備の場合もあるとしたうえで、他社の通信線は関西電力送配電の設備ではないため、契約している通信会社へ連絡するよう書かれています。鳥がとまっているのがどの線かで、頼む先が変わります。

電柱そのものの持ち主も確かめておくと話が早くなります。東京電力パワーグリッドの申し込みページは、電柱の所有者によって依頼先が異なるとして、電柱の下段に付けられた名称プレートの会社名を確認するよう案内しています。東京電力パワーグリッドの電柱なら同社の受付、NTTの電柱ならNTT東日本の受付へ(静岡県の東部はNTT西日本)、と分かれています。

頭上の線の管理者は、地域によっても顔ぶれが変わります。安城市の市民の声への回答では、電線など架空線に飛来する鳥の対策は、中部電力パワーグリッド、NTT西日本、ケーブルテレビ会社などそれぞれの管理者が行っているとして、各社への連絡を案内しています。これは安城市の例です。自分の地域の線がどの会社のものか迷ったら、まず近くの電柱の番号札を見てみてください。

電柱番号の調べ方 — 番号札の見方と検索サービスまとめ →電力柱・電信柱・共用柱(図鑑) →

全国12社の窓口一覧 — 鳥のフン・鳥よけの公式案内

送配電会社10社とNTT東日本・西日本の公式ページで、電線にとまる鳥のフンや鳥よけについての案内を確かめた結果です(2026年10月時点)。案内の要点は、各社のページに書かれている範囲だけをまとめています。電話番号は変わることがあるため載せていません。最新の窓口は、各社の公式ページ(記事末尾の参考情報)から確認してください。

電線の鳥のフン・鳥よけについての各社の公式案内(12社・2026年10月確認・北から南、通信は最後)
会社エリア鳥のフン・鳥よけについての案内出典
北海道電力ネットワーク北海道「電線に止まっている鳥の糞で困っているのでどうにかしてほしい」という質問に、鳥除けの問い合わせはチャット・電話・メールで受け付けると案内しています。チャットは「電線・電柱・メーター等の設備に関するお問い合わせ」から「その他設備に関するお申し出」へ進むよう書かれています。北海道電力ネットワーク「電線・電柱・メーター等の設備」(よくあるご質問・お問い合わせ)
東北電力ネットワーク東北6県・新潟県東北電力ネットワークのお問い合わせページへの連絡を案内しています。お問い合わせページには、チャット・電話・メールの入口があります。東北電力「電線に鳥がとまり、糞害に困っている」(よくあるお問い合わせ)/東北電力ネットワーク「お問い合わせ」
東京電力パワーグリッド関東など鳥の糞害はホームページ(電柱移設・鳥糞対策)からの申し込みを案内しています。申し込みページには「鳥糞対策についても、本サービスにて受付いたします」とあり、申し込みの前に電柱の名称プレートで所有者を確かめるよう求めています。NTTの電柱の場合は、NTT東日本の受付へ進むよう案内されています(静岡県の東部はNTT西日本と注記があります)。東京電力パワーグリッド「電線に鳥が止まり、糞害にあって困っているのでなんとかしてほしい」(よくあるご質問)/「電柱移設などのお申込み」
中部電力パワーグリッド中部など自宅の敷地の上を通る同社の電線に鳥がとまり、フンに困っているという質問に、現地を見たうえで、鳥害を防止するための効果的な対策を相談するとして、申込フォームを案内しています。フォームの対象地域は愛知県・静岡県(富士川以西)・三重県・岐阜県・長野県と書かれています。中部電力パワーグリッド よくあるご質問/「鳥フン対策品取付申込フォーム」
北陸電力送配電北陸公開ページでは確認できませんでした(よくあるご質問を「糞」「フン」「鳥害」「鳥よけ」で検索しても該当なし)。電柱・配電線についてのWebお問い合わせフォームはあります。北陸電力送配電 よくあるご質問(FAQ)/「Webお問い合わせ」
関西電力送配電関西公開ページでは確認できませんでした。電柱に鳥が巣を作っているなどの設備の異常は、チャットでの問い合わせを案内しています。関西電力送配電「お問い合わせ窓口」
中国電力ネットワーク中国地方中国電力の問い合わせ案内ページで、「電線・電柱、停電のお問い合わせ」(リンク先は中国電力ネットワークのお問い合わせページ)の項目の一つとして「鳥のフン害」が挙がっています。中国電力ネットワークは、電柱・電線等の電力設備の問い合わせをチャット・電話・メールで受け付けています。中国電力「上記に当てはまらない項目」(ご意見・お問い合わせ)/中国電力ネットワーク「お問い合わせ」
四国電力送配電四国現地確認のうえ、鳥害を防止するための効果的な対策について相談するとして、最寄りの事業場への連絡を案内しています。四国電力送配電 よくあるご質問「庭を横切っている電線に鳥が止まるため、…」
九州電力送配電九州「電柱や電線にとまった鳥の糞で困っているのですが?」という質問に、最寄りの配電事業所への相談を案内しています。九州電力のFAQ「電線の鳥対策をしてほしい。」も、九州電力送配電への相談を案内しています。九州電力送配電「配電線」(よくあるご質問)/九州電力「電線の鳥対策をしてほしい。」
沖縄電力沖縄公開ページでは確認できませんでした。停電や電柱・電線などの送配電設備の問い合わせ先として「送配電部門へのお問い合わせ先」のページがあり、チャットと電話での受付を案内しています。沖縄電力「送配電部門へのお問い合わせ先」
NTT東日本(電話線などの通信線)北海道・東北6県・関東・新潟・山梨・長野「電話線にとまる鳥の対策をしてほしい」に、設備不良に関するお問い合わせで受け付けると回答しています。不安全設備WEB受付の対象に「ケーブルの垂れ下がり、接触、切断、鳥の糞害」が挙がっており、訪問して点検すること、訪問日時は地域の修理担当者から連絡することが書かれています。NTT東日本「よくあるご質問(FAQ)電柱・ケーブルなどの設備の回答」/「NTTの不安全な設備を発見した」
NTT西日本(電話線などの通信線)上記以外の府県公開ページでは確認できませんでした。電話線の垂れ下がりや電柱の破損など不安全な設備は「設備不良」の窓口(不安全設備WEB受付)で受け付けています。NTT西日本「お問い合わせ一覧」

「公開ページでは確認できませんでした」は、その会社が鳥よけに対応していないという意味ではありません。公開されたページの中に、鳥のフンや鳥よけについての案内が見つからなかったという意味です。その場合は、その会社の電柱・電線など設備全般の問い合わせ窓口から相談することになります。

連絡するときに伝えること

場所を正確に伝えるいちばんの手がかりは、電柱の番号札です。安城市の回答では、連絡の際は場所の特定のため、電柱に記載の電柱番号(数字とカタカナ)もあわせて知らせてほしいと、電線の管理者が求めていることが紹介されています。関西電力送配電も、電柱・電線の異常を知らせる際に、不具合の箇所と周囲を含めた全体の写真と、電柱番号札(電柱に付いている白いプレート)の写真の撮影に協力してほしいとしています。

だれが連絡するかも大事です。安城市が市内の電線の管理者に確認した回答では、鳥よけ対策を行うには「直接被害を受けている方からの連絡が必要」とされています。

連絡したあとは、会社が現地を確認してから対策を相談する流れが案内されています。中部電力パワーグリッドと四国電力送配電は、現地を確認したうえで効果的な対策を相談すると書いています。NTT東日本は、訪問して点検し、訪問の日時は地域の修理担当者から連絡すると案内しています。どんな対策をするか、いつになるかは、確認のあとで決まります。

費用について、今回確かめた各社の公開ページには、鳥よけに限った案内は見当たりませんでした。気になる場合は、申し込みのときに確かめてください。効き目にも限りがあります。安城市の回答には、市としても鳥獣防除機器の使用などで対策しているものの、一時的な効果しか得られず対応に苦慮している、と書かれています。

自分でしてはいけないこと・できること

電線や電柱に、自分で鳥よけを付けようとしないでください。北海道電力ネットワークは、電線の垂れ下がりや樹木の接触などを見つけた場合も、感電のおそれがあってとても危険なので、絶対に近づいたり触れたりせず連絡するよう呼びかけています。関西電力送配電は、電線に釣竿が触れたり、近づくだけで感電するおそれがあると注意しています。はしごや長い棒で電線に近づくのも同じです。

鳥を捕まえたり傷つけたりすることもできません。環境省の解説にあるとおり、鳥獣保護管理法は鳥類または哺乳類に属する野生動物を対象としています。東京都環境局は、許可なく野鳥を捕獲・殺傷することは禁止されていると案内しています。枚方市のFAQも、野生鳥獣は原則として捕獲や駆除ができないため、市による駆除は行っていないと書いています。

落ちたフンを掃除するときは、じかに触れないようにします。東京都環境局は、野鳥はさまざまな細菌や寄生虫を持っているおそれがあるため、清掃の際は使い捨てのビニール手袋やマスクを着用するなど、糞に直接触れないよう注意するよう呼びかけています。

自分の家のベランダなど、手の届く範囲の工夫は自治体が紹介しています。日野市は、ベランダになるべく物を置かず、フンや羽毛はこまめに清掃し、手すりの上に糸を張ったり市販の防鳥ネットを付けたりする方法を挙げています。歩道の汚れは道路の管理者の担当です。安城市は、県が管理する県道と市が管理する市道とで連絡先を分けて案内しています。

鳥と電線(図鑑) →鳥害対策器具(図鑑) →

よくある質問

電線にとまる鳥のフンで困っています。どこに連絡すればいいですか?

鳥がとまっている線を管理している会社です。電気の線なら地域の送配電会社(東京電力パワーグリッド、九州電力送配電など)、電話線ならNTT東日本・NTT西日本など、ケーブルテレビの線ならその会社です。各社の窓口はこのページの一覧にまとめています。

電線の鳥よけを頼むと、費用はかかりますか?

今回確かめた各社の公開ページには、鳥よけの費用についての案内は見当たりませんでした。中部電力パワーグリッドや四国電力送配電は、現地を確認したうえで対策を相談すると案内しています。費用や対策の内容は、申し込みのときに確かめてください。

電線が電力会社のものかNTTのものか分かりません。

近くの電柱の番号札や名称プレートの会社名が手がかりになります。東京電力パワーグリッドは、申し込みの前に、電柱の下段に付けられた名称プレートで所有者を確かめるよう案内しています。関西電力送配電の案内では、電柱の真ん中あたりにある線は通信線とされています(関西電力送配電の設備の場合もあるとの注記つき)。

家族や近所の人が代わりに連絡してもいいですか?

安城市が電線の管理者に確認した回答では、鳥よけ対策を行うには「直接被害を受けている方からの連絡が必要」とされています。被害を受けている本人から連絡するのが確実です。

鳥よけを付けてもらえば、フンはなくなりますか?

なくなるとは限りません。安城市の回答には、鳥獣防除機器の使用などで対策しても一時的な効果しか得られず、対応に苦慮していると書かれています。

電柱の上に鳥の巣があります。同じ窓口でいいですか?

電柱の上の巣は停電の原因になるため、各社が別の案内で連絡を呼びかけています。東京電力パワーグリッドは巣の除去をWEBチャットで受け付けるなど、フンとは窓口が分かれている会社もあります。詳しくは「電柱にカラスの巣を見つけたら」の記事を見てください。

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